Uliuli

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ペンフレンド(中)

 爆風スランプの名曲『大きな玉ねぎの下で』。

【大きな玉ねぎを見上げて】

 (写真は、大きな玉ねぎを見上げて)

 

 ペンフレンドの彼女と初めて会う約束をした日本武道館でのライブデート。チケットを送ってみたものの、当日、彼の待つ席の隣は空いたままで……。

 そんな曲。

 


【爆風スランプ】武道館 大きな玉ねぎの下で

 

 私にも昔、手紙をやり取りするペンフレンドがいた。

 

www.32ma.me

 

 けど、いつしか手紙は届かなくなり、生き別れのまま、時は過ぎ、私は社会人になった。

 パソコンも使えるようになった。

インターネットで、彼女を見つけた。

 ペンネーム、イラストのタッチ、変わらない彼女がいた。

 彼女のホームページにはゲストブックや掲示板、お絵かき掲示板があり、メアドも乗せてあった。

 連絡を取る方法はいくらでもあった。

私に、連絡を取る元気だけがなかった。

 ときどき、彼女の日記~ブログを見ては、元気にしていることを知って安心していた。

 彼女は、パチンコしてお酒を飲んで、「アルコールを辞められる方法、教えて」なんて、ギャグのように書いていた。

 私は、特に心配もしていなかった。

そんな日々の中、

 あるとき、私はプロバイダは違ってもメールを受信することは可能だと知った。

 以前、使っていたドリキャスセガプロバイダ~isao.netのサーバにアクセスしてみると、彼女から送られたメールが1通、未開封のまま何年も過ぎた状態で残っていた。

「○○りん、元気? 最近、連絡ないので心配してます」

 メールには、そんなコトバが書かれていた。

(手紙は送ったし、送ってくれたし、きっとどこかで郵便事故にでも遭ったんだな)

私はいつも疲れていた。

 仕事で疲れて、元気がなかった。元気になったら、返信しようと思っていた。元気じゃないと、失礼な気がしていた。

 元気でいる私を見せたかったのかもしれない。元気じゃないから何て声をかけていいのか思い浮かばず、先延ばしにしていたのかもしれない。

いつか元気になったら、返信できると思っていた。

 彼女はホームページを消した。

 某巨大掲示板で叩かれ、消えざるを得なかった。

 再び、彼女を見失ってしまった。